美しきアクダマル島を後にした僕らはワンの市街に戻ってきた。
さて、次はどこへ行こう。。。
ワンには城があるという。
ワン城から見る夕焼けのワン湖は
グゼル(すばらしい)と情報を得ていた。
行くっきゃナイ!!そこらへんにいたトルコ人にどうやっていくの??って聞いたら
この道をまっすぐ、でも
ウザックだよ
ウザック。この頻繁に登場するトルコ語、遠いという意味である。
歩いて1時間以上はかかるらしかった。
僕らは歩いた。
ひたすら歩いた。
昼飯を食べてなかったので空腹に耐えながら歩いた。
岩城であるワン城は途中から遠くに見えるようになっていた。
しかし、ぜんぜん近づかない。
どっちかというとこの旅行中僕が先を歩いていることが多かったのだが
なぜかこの時はリョム(兄)がどんどん先を歩いていく。
気分でもよかったのだろうか??
しかし、やはり日本人は目立ってしまう。
ちょうど学校帰りの中学生みたいな子たちに遭遇した。
彼らは僕を見るなり
「アロー アロー!」と呼びかけてきた。
これは彼らなりに「hello hello」と言っているつもりらしいが
トルコ人はほとんど「アロアロー」になってしまう(笑
そして僕が反応すると近づいてきて必死に聞いてくる
「マイ ネーム イズ !」 「マイ ネーム イズ!!」ん?!何いってるんだこの子達は?
と思ったら、どうやら僕の名前を聞いているらしい。
「my」じゃないよ君たち(笑
そして僕は勉強したトルコ語で答えた
「アドゥム ヒロシ(本名)」(訳:わが名はヒロシ)
そうすると彼らはうれしそうに答えた
「シロシ~!」ち、ちが~~~~~~~う!!どうやら彼らは「ヒ」がうまく言えないらしい。
まぁそれはトルコ人に限ったことじゃないから、目をつむろう。
いくら「ヒロシ」と教えても「シロシ」というので
僕は「シロシ」になることにした。中学生たちと楽しく異文化コミュニケーションをしていたら
遠くのほうに見えていたワン城がいつの間にか目の前にあった。

※僕をシロシにしたトルコの子供たちとワン城
彼らとはワン城をバックに写真を撮って別れた。
次回:目線
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- 2006/08/30(水) 22:23:29|
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アクダマル島を歩いてみる。
すると結構岩が転がっている。
その上をピョンピョン跳ねながら、楽しく散策を続ける。
ちょっとつかれたなぁ。
と思い、岩に腰掛けて気づいた。

※人の痕跡とリョムと思われる足。
岩には模様があった。
そう、宗教的と思われる模様が刻まれていたのだ。
人が遺した跡。まさにこれを遺跡というのだろう。
昔は城壁もあったという。
イスラムが入ってきたときに激しく壊されたそうだが、その名残だろうか。
丁寧に、細かく、それでいておおらかに描かれている。
しかし、僕にはこれが何を意味するかわからない。
ただ、ここにかつて人が文化を持って生きていたという不思議な感慨が沸いてきた。
よく考古学とかでこれの使い方はこうだった。とか予想しているけれど
僕らがなんらかの原因で絶滅したら、また仮に人間のようなものが栄えるとして
今の文明が理解できるだろうか。と思う。
CDとか見て、この中に音楽が詰まっているなんて想像できるだろうか。
スピーカーを見て音を鳴らす道具と判別できるだろうか。
カメラを見て物を写し取る機械だと分かるだろうか。
非常に難しいだろう。
だから、僕はこの遺物を見て
想像だにできない使い方があったのかも!としげしげと眺めてしまうのだ。
手をかざしたらメロディーが流れ出すかも!とか
ある物質を持ってきたら光だすかも!とか
心であることを思うと、石が心に語りかけてくるかも!とか
実は大きな文鎮なのかも。。とか
今の人類が過去の人類の中で一番進んでいるとは僕は考えたくない。
この岩自体がいつごろのものかはわからないけれど
きっとシャーマンなどの時代には僕らとは違う部分で圧倒的に進んだ部分があったと思う。
いやあったはずだ。
今の世界でさえ、薄型テレビや携帯電話、ipodなど一昔前から見たらありえない世界だから
まったくわからない世界があってもおかしくない筈だ。
こいつは何だ!と変な目でこの痕跡をシゲシゲ眺めていた。
もちろん歴史ロマンも感じながらですけどね。
最後にアクダマル島について色々調べていたら、あるホームページでこんな文章見つけちゃいました。
勝手引用御免!
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~
アルメニア王国時代、王の娘タマラ王女が一般人に恋をしてしまった
身分が違いすぎるが、逢い引きを重ねていた
見かねた王が、アクダマル島に王女を閉じこめた
恋人は泳いで毎日会いに来た、夏は良かったが冬は波が高くてなかなか行けなかった
が、タマラ王女が場所がわかるようにランプに灯を入れいつもの場所に置いておいた
しかし風が強く灯が消えてしまい、恋人は力尽きて死んでしまう
翌朝、王女が彼を見つける
彼は、死の直前に「あー、タマラ」(お~い、タマラの意味)と言った
これが転じて、アクダマルとなったとさ
~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・~・
悲しいエピソードがあったのですね。
美しいワン湖に眠ってください。

※さようならアクダマル
気持ちよい気分にさせてくれたアクダマル島ともついにお別れ。
よく揺れる船の中でうたたねしながら僕らは島をあとにした。
アクダマル テシェッキュルエデリム(ありがとう)!
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- 2006/08/28(月) 19:50:58|
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アクダマル島にある唯一の建造物、
それがアルメニア教会「聖なる十字架の教会」である。
いままでの写真を見てもわかるけれど、本当に教会がポツンと建っているだけなのだ。
内部にフレスコがあるとか、外壁のレリーフが美しいだとか聞いて期待してやってきた。
が!!
なんと工事中!
目の前には柵が張られていた。
またもや
柵が僕の行く手を阻む。
ご丁寧に青い看板で工事の説明までしてあった。
しかし、この看板がまた曲者だった。
なんとか柵を避けて写真を撮ろうとしても奴(看板)が邪魔をするのだ。
外のレリーフだけをズームで切り取りたいとも思ったが、残念ながら僕の武器は50mmと28mmの単焦点のみ。
きぃぃぃいいい!歯がゆい!
どうしても余分なものが入ってしまう。
上の写真は苦肉の策ですけども。。。。
しっかり青看板が入ってる!精一杯の努力はしましたんです。仕方ないんです。仕方ないんですってば。。
花も入っていい感じでしょ?グゼルでしょ。
ちなみにこのアルメニア教会は915年~921年に建てられたもの。
まだここがイスラム圏になる前ですね。
レリーフも旧約聖書のものが多くアダムとイブやダビデとゴリアテなど
ありましたが
すごいことは分かるけどニッポンジンの僕にはチンプンカンプンでした。
やはりイスラム・キリスト圏は聖書を理解してないと面白さも半減でしょう。
きっと西洋史やらトルコのことを学んでる人がいったら僕の何倍も楽しめるでしょうね。
とはいうものの、日本の神社や寺の絵を見てもほとんど説明できませんけどね。
反省です。
日本の神話の本も出雲へ行ったとき買って読んでみたけれど、
やっぱり名前が難しい。。。。馴染めない。
ヤマトタケルは漫画で読んだから知ってるけど・・・ほとんどはまるで異国の名前のように感じてしまいます。
同じ国の文化なのに異国を感じてしまうなんて切ない限りです。
義務教育でもどこでもいいから神話を教えて欲しかったですね。
この辺境に1000年も建ち続けているアルメニア教会のレリーフに
伝える意思と伝統の重さを感じずにはいられなかった。
次回でアクダマル島ともおさらばです。
そういえば咲いてる花はアーモンドらしいです。ほんとかな。。。
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- 2006/08/26(土) 21:00:17|
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青いワン湖。
緑のアクダマル。
美しい。
日本からはるばるこの地まで、よく来たなぁと思う。
来たかいもあったと思う。
僕には恐れているものがある。
それは熱中の合間に顔を出し
日常の中に横たわる。
テレビを見ることが幸せという人がいて
ゲームをしていることが幸せという人がいて
生きてることが幸せという人がいて
お酒を飲むことが幸せという人がいて
友達がいれば幸せという人がいて
これがあれば生きていけるという人をよく見る。
幸せの中に生きたいとは思う。
平穏な日常。あぁなんて素敵な響きだろう。
テレビを幸せそうに、いつまでも見てる人がいる。
僕もテレビを見る。楽しい。でも、見ているうちに不毛を感じるようになる。
テレビを見ることがすごく無駄な感覚に襲われる。
テレビゲームをする。
楽しい。感動するものもある。でもだんだんむなしくなる。
だからなんだ?と。
もっとすべきことがあるのではないか?
こんなのは退屈ではないか?
まったくダメだ。僕はダメだ。
僕の日常には不毛感、虚無感が待っている。
そして虚無に対する苛立ちがやってくる。
これに耐え切れなくなると、僕は行動を起こす。
虚無に対抗する手段、それは爆発だ。
例えばどこまでも車で走りだす。
徹夜であろうと走る。
とにかく走る。
僕はこれを発作と名付けている。
そして虚無を振り払う。
ポイントは虚無は日常に潜むということだ。
日本の表現でいうところの「ケ」の中に存在する。
だからケを打破するような、非日常を、「ハレ」を作り出さなければならない。
僕は「ハレ」を意識的に作り出さなければならない性質らしい。
つまりこのトルコ旅行は僕にとって最高の「ハレ」なのだ。
まさにハレの舞台だ
しかし、ここにきて、少しだがキョムの存在を感じた気がした。
それはこの旅行していること自体が、日常化しようとしている合図に思えた。
僕は怖くなった。
美しいアクダマルの上で考えた。

※アクダマルとリョム(兄)
この話は続きませんよ。ここでそう思ったという話です。
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- 2006/08/24(木) 21:27:34|
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そういえば、ウナムが
なんか出るときに、ワンケディのお兄さんが外がなんちゃらと言っていたので
外を回ってみることに。
って言ってたよ。
*このエントリは、
BlogPet(ブログペット)の「
シマ」が書きました。
- 2006/08/23(水) 14:09:07|
- シマのお言葉
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※アクダマル島に到着直前のリョム(兄)
船は速度をゆるめ桟橋に止まっている船に横付けされた。
船があることから、どうやら先客がいるようだ。
僕らは横付けされた船に乗り移って上陸した。
つまり、僕らの乗っていた船から直接上陸はできなかった。
緑と岸壁の島、アクダマル。
ひょうたん島みたいに結構もっこりしてる部分があった。
山が呼んでいる!!登ることを瞬時に決断した。
島には住民はおらず、観光客用の売店が1軒だけ存在する。
僕らはそこでおやつを買って山登りに持っていくことにした。
ずんずんズンズン斜面を登り、さーて、これから急斜面の本番だ!!
と思ったら
柵が張り巡らされていた!ぢ、ぢぐじょ~!!(ちくしょ~の強化版)
僕は叫んだ。
七色に輝くというワン湖に向かって叫んだ。
想いは風に乗り 時の河に積もる。。。
ワン湖は美しい表情で、「そんなこともあるさ」と答えてくれたような気がする
おやつのチョコが溶ける前にさっさと食べることにした。
にっくき柵を背にして島を見下ろす形で写真を撮った。

※島の左半分

※島の右半分と僕
桜みたいな花も咲いていて、
ちょっと日本を思い出したアクダマル島だった。
予想はしてましたが、昨夜は仕事から帰ったらPCにノータッチでバタンでした。
起きたら朝でした。
二日に一回は更新できるようにがんばりますよよよ
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- 2006/08/22(火) 20:51:15|
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※離れていくボート乗り場 @船の上より
トルコの東の端っこにあるワン湖。
内陸にあるくせに塩湖である。(あとで知ったのだが・・・)
地球の歩き方によると「七色に変化するといわれる美しい湖面」とある。
七色かどうかは微妙だが、確かに美しい色をしている。
遠ざかる背景の緑もやわらかくてとても気持ちよかった。
ところで、この湖には巨大生物がいるといわれている。
ネッシーみたいなものだろう。
いてもおかしくないような神秘さはある。

※アクダマルへ突き進む船とリョム(兄)
船はどんどん岸から離れていく。
するとやわらかい緑の山並みの奥から少しずつ白く険しい山々が見えてきた。
ワン湖の青にやさしい緑、そして山の白。
うっとりしてしまう。
しかし緑はあっても森がないのは標高が高いせいなのか、そういう地質なのか
そんなこともちょっと思ったりした。
ふんわりした気分のまま、僕らはアクダマル島へ到着するのだった。
順位があがっているとなんやかんやでうれしいです。
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- 2006/08/20(日) 15:00:00|
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アクダマル、それはワン湖に浮かぶ島。
トルコ人に「van(ワン)に行ってきた」
と言うとたいてい戻ってくるが「アクダマル グゼル(美しい)」である。
そう、ワンといったらアクダマル島というほど有名なとこなのだ!
(あとで知ったけどね…)
僕らは個人旅行のガイド本。
そう、あの[地球の歩き方]で行きかたを確認する。
引用してみよう。
タトワン方面に行くバスで途中下車。また7キロ手前のゲワシュ村まで行く。
ゲワシュ村行きは6:30~日没運行。
運賃は2YTL(約200円)。
ゲワシュ村からアクダマルの桟橋までは運転手と交渉。
夏季は桟橋まで行くドルムシュもある。
引用終わり!
つまり、自力で行きなさいってことね。
僕らの気になったのは
ゲワシュ村からアクダマルの桟橋までは運転手と交渉ということ。
ちょっと不安な気持ちでアクダマルへの旅が始まる。
[アクダマル島へ @ワン]の続きを読む
- 2006/08/18(金) 12:55:47|
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~前回までのあらすじ~
イタリア旅行を終えてトルコに旅行に入ったリョム&ウナム。
向かったのはイラン国境の街ワン。
ワンにいる有名なケディ(猫)と会って興奮するも大切な会話集を紛失してしまったことに気づく。
本をどこへ忘れてしまったのか
ワンケディの家の中なのか、はたまたバスの中なのか
不安な気持ちのまま朝を迎えた。

※祈るように見上げたモスク@ワン
[ボスのほほえみ]の続きを読む
- 2006/08/16(水) 20:51:08|
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ネットで麗し自由とか部屋とワン猫たちがたくさんいた!(妄想したかった)
たくさん、麗し部屋とかをニャーし、僕らは外に出た
いや、僕を待っていた!(妄想)
なんと家のお兄さんが外がなんちゃらと言っていて、係員のお兄さんが外がなんちゃらとサイドとワン猫たちが行き来できるよう
たくさんネットでちゃとか出るときに
ワンケディの家が外がなんちゃらと言っていて、部屋の中から自由とか部屋とワン猫たちがたくさんいた
いや、僕を待っていた
ニャー ミャー
にゃーん!
な写真
と、シマは思ったの♪
*このエントリは、
BlogPet(ブログペット)の「
シマ」が書きました。
- 2006/08/09(水) 16:23:17|
- シマのお言葉
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ワンケディの家が閉館し、僕らは外に出た。
なんか出るときに、係員のお兄さんが外がなんちゃらと言っていたので
外を回ってみることに。
ワンケディの家のサイドへ回ったときだった。
ニャー にゃー みゃー みゃぁ にゃん にゃーん
みゃー ミャー にゃー ニャー みゃぁん猫たちの大合唱だ!
そう、そこには麗しのワンケディたちがたくさんいた。
いや、
僕を待っていた!(妄想)
なんと家のサイドは大きな檻になっていて、部屋の中から自由にワン猫たちが行き来できるようになっていた。

※にゃーん!な写真。
[ワンケディ @ワン]の続きを読む
- 2006/08/09(水) 12:43:37|
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10分くらい歩いただろうか。
緑の平野の中にポツンとそれはあった。
ワン・ケディ・エヴィ(van kedi evi)
ワン猫の家だ。
入っていくと、係員のお兄さんがいたので
「ワンケディはいる?」と聞いた。
するとお兄さんは、ひとつの部屋に案内してくれた。
ドアを開けるとそこは
白い猫ちゃんでいっぱいだった。

※なぜか両目が同じ色のワンケディ
[幸せの部屋 @VAN]の続きを読む
- 2006/08/08(火) 12:48:04|
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大学のゲートでバスは停止した。
学生しか中に入れないらしい。
ここまで一緒に乗ってきた英語のしゃべれる彼が兵隊になにやら話しかける。
「このソルジャーについていけばいいよ」彼は僕らに言った。
僕らはゲートで降りて兵隊のたちの待合所みたいなところへ行くことに。
そこでパスポートを見せたりしながら、僕の心はワン猫のことでいっぱいになっていた。
ソワソワしながら兵隊に聞く
「ワンケディ ネレデ?」(ワン猫はどこ?)
すると兵隊は一本道を指差した。
「ドール」(まっすぐだ)
どうやらこの一本道をひたすら歩けばつくらしかった。
僕らは歩いた。
テクテク歩いた。
空は晴れ渡り、今日の朝、ドウバヤズットで雪のために何も見えなかったことが嘘のようだ。
幸せの予感がした。
続く!
残念なことがあったあとには埋め合わせが待ってると信じている。
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- 2006/08/07(月) 23:55:35|
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※オクタイとジェンキ @ワン
ワン。
トルコのもっとも東に位置し、ワン湖というトルコで一番大きい湖に隣接する街だ。
バスは街で降ろしてくれたのだが、いったい降りた場所が街のどこなのかまったくわからない。
バスで出会ったおじいさんが「ワンだ」といったからワンであるのは間違いないはず。
しかし、どこへ向かったらいいかまったくわからない。
この街に泊まるかどうかも決めていなかった。
さぁ、どうしよう。
リョム(兄)と相談しているとトルコ人の二人組に声をかけられた。
オクタイさんとジェンキさんだ。
どうやら僕らが困っている様子を見て、助けにきてくれたみたいだ。
「どこへ行きたい?」と聞いてきたので、僕らは答えなくてはいけなくなった。
するとリョムがガイド本を取り出して、ここへ行きたいと地図を指差した。
それはホテルだった。
こうしてこの街に泊まることが決定した。
[ナスルギディリル]の続きを読む
- 2006/08/06(日) 22:02:43|
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※ロカンタ
観光を終えた僕らはドウバヤズットの街へ戻ってきた。
次への目的地の街、ワンへのバスが12時くらいに出るそうなので、
それまでご飯を食べて待つことにした。
トルコの一番庶民的な食堂のことをロカンタという。
ロカンタは、カウンターみたいなところに目に見えるように食材がならんでいるので
これが欲しいと指差すだけでお皿についでもらえる。
言葉が通じない人にもやさしいシステムだ。
これがまたうまい!!
どうして
グゼル(すばらしいの意味)と言わずにいられようか!(いや言う)
あまりの旨さに思わず
反語表現が飛び出すほどだった。
さすが世界三大料理のひとつだ。
またご飯がバターライスになってるのも、僕らの好みだった。
そして飲み物はコーラかファンタだ。
なんせトルコにはジュースはコーラとファンタしか存在しないといっても過言ではなく
またトルコ料理には驚くほどコーラがあう!
そしてトルコ人もコーラが大好きだ。
トルコは世界有数のコーラ大好きっ子が集まった国といえる。
僕らはトルコ料理とコーラの最強のコラボレーションに酔いしれた。
[ロカンタとおじいさん @ドウバヤズット]の続きを読む
- 2006/08/04(金) 12:54:43|
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※イサク・パシャの宮殿
メテオホールを見た僕らは次にイサク・パシャの宮殿というのを見に行った。
ずんずん山をのぼる車。
路面は砂利・石・岩でガタガタだ。
日本のアスファルトが懐かしい。
標高はどんどんあがっていくのだが、
景色はどんどん曇っていく。
そして、僕らは雲の中にはいっていった。
そして、そのまま到着した。
雲の中のイサク・パシャの宮殿は
閉鎖されていた。
[されど楽し @ドウバヤズット]の続きを読む
- 2006/08/03(木) 12:57:32|
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銃を下げた兵隊がバスの前に立っていた。
バスは停止し、エンジンが切られた。
パスポートが回収され、
そしてリョム(兄)が呼ばれた。
[必死に生きる]の続きを読む
- 2006/08/01(火) 05:50:14|
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