今まで4月12日~5月12日まで行ってきたトルコ・イタリア・スイスの旅
トルコのワンまで描いたのですが、残りを描くまえにただいまおさらい中
ふたたびミラノ総集編をどうぞ~~
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スイスからミラノへ夕方戻ってきた。
それからイスタンブールへ飛ぶまで、ミラノにいたのは一晩だけだったけど
思い出は濃いものになった。
その一晩の思い出は、この2枚に集約される。

※Mの景色

※類似
それぞれの記事はこちら
その①
Mのある風景その②
ルイージの微笑みこぼれ話
リョムと僕はネットカフェを探しに夜のミラノへ繰り出した。
明かりが少ない道をちょっとビビリながら進んでいくと
だんだんと中華風な看板が目立つように。
そう、いわゆるチャイナタウンに突入したみたいだった。
そこにネットカフェ発見!
やってるのはもちろん中国人!
しかも料金は一時間1ユーロぐらいと非常に安かった。
ヴェネツィアの一時間8ユーロと比べると段違いだ。
そこで僕らはメールやブログのチェックをしていたのだが
僕はブラインドタッチなので打ち込む早さもそこそこあり結構早く終わるのだが
リョムはキーボードを見て打つので決行時間がかかってしまう。
そこでいつも僕が時間をもてあますことになるのだが
今回は一人で宿まで帰ってみることにした。
オレンジの街灯でぼやけた街がちょっと不穏で
街灯と街灯の間のオレンジの光が途切れた闇が恐ろしかった。
足早に宿に帰ると宿主のルイージさんが、僕にイスタンブールの写真を見せてくれた。
言葉は通じないのだけど、気持ちは通じて1時間も二人でワイワイ話していた。
しかし、リョムが帰ってこない。
僕より英語ができないリョム。
僕より若く見えるリョム。
僕より鍛えてる割には女性っぽくみえるリョム。
まさかチャイナタウンでどうにかなっちゃってないか?!と心配になった。
でも携帯もなく、連絡のしようがない。
仕方なくルイージさんとひたすら笑顔の会話を続ける。
結局リョムはほどなくして帰ってきたのだが、
別れというのは意外なタイミングでやってくることがある。
僕らは一応いつ二人が離れ離れになっても空港で会おう、という打ち合わせはしていたが
あまり片方だけになってしまうことを現実感を持って感じていなかった。
だからこのときは、ひょっとしてこれはそのタイミングではないか?
離れ離れの現実感がふいに湧いてきた。
現実感。体の芯から感覚を湧き上がらせるってことって難しい。
それを予期するなんてなおさらだ。
だからこそむやみに不安になる必要はないけれど、慎重にやらないといけないと思った。
僕らは次の日の朝7時にルイージさんに「カフェパワー」をいただいてイタリアを去った。
向かうはトルコはイスタンブール。
イタリア編 完
ミラノ滞在期間 2006.4.24夜~4.25早朝
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- 2006/10/04(水) 12:35:49|
- 総集編~イタリア・スイス・トルコの旅~
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