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ウナムのまなざし

せっかく撮った写真だから、公開してみよう。 

意味と価値  @ハサンケイフ

裂け目

※裂け目



さっくりと割れた岩。
どうしてあんな裂け方したのだろう。
自然に割れたのか、人が削ったのか。


下のほうには人が住んでいた形跡が見える。
岩に穴を開けるくらいだから削った可能性もあるだろう。

とにかくものすごい高低差と広さの中にハサンケイフは展開されていた。


人々の暮らしの跡

岩山の上も人々の住んいた形跡が残っている。
中に入ると天井が煤で黒くなっていた。
かつての人の営みが感じられた。


この岩の上に広がる、石ばかりの世界で当時の人々は下から食物を汗をたらしながら上がり
どこまでも澄み渡る空の下で、踊ったり、食べたりしたのだろうなと想いを馳せる。


もし、ここに人が住んでいなかったら、ここはただのいい景色の場所だったのだろう。
それに人が文化の跡を残したことで、意味合いが変わった。
昔の人がここを好んでここで暮らし、そしていなくなった。
しかしいなくなってなお、当時の人と同じ感覚がわずかながらわかる。


景色のいい場所には建物が建っている。
坂には階段がある。
坂の上には広場がある。





一番高い場所にある広場には一本だけ木が立っていた。
最高の景色の広場の真ん中に一本だけ。
誰が植えたのか、自然に育ったのかはわからない。
でもこの低い木ともいえない緑しかないところで一本だけあるのは不思議だった。


木が一本だけ立っている。
広場の中心になんでもない木が一本立っている。

景色としてはただそれだけのことだ。
しかし、そこにどうしても意味を考えたくなってしまう。
なんでここに一本だけ生えているのだろう。
かつての支配者が植えたのだろうか。
人々のシンボルとして植えられたのだろうか。


景色だけを見れば、ただの川、ただの岩山、ただの廃墟、ただの一本の木、ただの裂け目。

ただきれいだだけでもいいのだけど、そこに意味を見出したい。
何かを取り入れたい。
何かを感じたい。
無理やりじゃなく、自然に反応したい。
自分の内面を揺さぶりたい。


それが僕にとっての観光なんだろうなぁと思った。







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  1. 2006/10/28(土) 06:06:06|
  2. 2006年トルコ イタリア スイスの旅
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  4. | コメント:16

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