
※ズボンだらけのお店にて
ミディヤットの街を出た僕らはそれから数時間バスに揺られて
マルディンという街へやってきた。
マルディンへ到着すると、夕方だった。
とはいってもトルコは日が沈むのが20時過ぎぐらいなので
夕方もしたがって遅い時間になる。
街へつくと、街の人にガイドに載っている一番安いホテルの場所を教えてもらう。
マルディンは平野に突如そそり立つ山の斜面にみっちり建物が並んでいる景観で有名な町であり
宿はその一番上部にあるらしかった。
ズンズン山を登っていく。
眼下に広がっていく景色はもう夜になりつつあった。
山の上に街の中心商店街?みたいなものがあった。
ホテルもそこに。
ガイド本・・・つまり「地球の歩き方」のマルディンの項には
素敵な写真が載っていた。
「ザファラン修道院から見たマルディン」
みたいな紹介のされ方だったのだが、
夕日をバックに、マルディンの特徴的な山肌に街の明かりがきらきら光っている様子が載っていた。
それが見たい!!!!だから僕らは街にでた。
まずは、この写真の場所がどこかを教えてもらわないといけない。
だから本を持ってたずねて歩いた。
すると、そこへ・・・・
遠くで
「おぉぉぉおおおお!!!」って声がした。
そして近づいてくる!!
それはハサンケイフで出会ったあの学生さんたちだった!!
当時の記事は→
ここ
※思い出の写真
そして最初に飛び出してきたのは奴だ!
赤い服を身にまとい!
ホモっぽさ全開で!
喜声に似た奇声を発しながら!
通常の3倍でこっちに向かってきた!!
そして
ギュ!と抱きしめられ(あれ?握手じゃないの?)
そして挨拶のほっぺたキッスの流れへ
しかし、いきなりの再会にびっくりしてしまった僕は
普段ならお互いに右→左でホッペにチュ、チュっとしあうところを・・・
僕は左→右としようとしてしまった。
つまり必然的に
真正面キッスの図に!!!
あぶない本能がブレーキをかけた。
ん!(左)、 ん!(右)
両方ともぎりぎりで逃れることができた。
正面衝突は避けられ、ウナムの唇は守られた!
(ん~向こうは口でもよかったのにぃ~みたいな顔をしていたけどね)
ちなみに彼のヒゲは昼より伸びていた。
そして彼らとは再び、「1、2、3、ダ~~~~!!」的な掛け声で盛り上がったあと分かれた。
彼らはハサンケイフから直接マルディンへ来て観光して、これから帰るとこらしかった。
お互いに奇跡にような再会に酔い、惜しみながら別れた。
本当にいい人たちだった。
彼らと別れた後ふたたび写真の場所探しをはじめた僕ら。
僕らはホテルを探す際に知り合った人のお店へ。
1枚目の写真はそこでの写真。
ここで僕らはまたクルド人のダンス、
小指をつないでステップ踏んで走り回るやつを踊ることになった。
今度はリョムも。
それは今もビデオで見ることができる(笑
ビデオで見ると画面がグルグル回っているのが面白い。
本当クルドの人たちはダンスが好きなんだなぁと感じさせられた。
みんな笑顔で、そんな顔を見ながら輪を作ってまわるって本当幸せな行為だなぁと思った。
- 2006/12/20(水) 07:07:07|
- 2006年トルコ イタリア スイスの旅
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