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ウナムのまなざし

せっかく撮った写真だから、公開してみよう。 

近さ  @マルディン

海外を旅行していても、、、これのどこがすばらしいの?
と思うことが意外とある。

これが芸術なのか??
と思えたり。

とはいうものの、その像なり建築なり以外の部分
そこへ向かう気持ちや生活への溶け込みで圧倒されたりするのだが。



修道院

修道院があったので入ってみる。

ふむふむ
なるほど

へぇここが部屋ね。
ふ~ん


部屋だね。


いくら海外で基本的にギャップがあっても見慣れてくると

それで終わってしまう

人がいたり歴史を知っていたりすればまた違うのだろうけど
解説もなく、人もいなく、ただそこにあるだけの建物
絵もなければ、美しくもない。


それが感想といえば感想なのだが、
それだけのものだ。



でも、芸術性以外の部分で感じることがある。
たとえばこれ


修復中

この修道院の内部で修復してる場所があった。



日本の建築の様子を見ていると鉄の足場が組まれていて
監督がいて、綺麗にそして整然と作業されているイメージがある。

しかしトルコでは足場はあり合わせとも思える木材で組み立てられていて
これで本当に間違いなく設計通りに作ってもらえるのかという余計な不安すら感じてしまう。



しかし、そこに「近さ」を感じる。
なまなましいというか、生活を感じるのである。

日本のようになにやらテクノロジーを感じるような工事ではなく
生活の延長というか
自分たちでもなんとなくできるような気がする
そんな近さを感じるのだ。


はっきりいって日本の生活ではわからないことが多い。
どうやってDVDに映像を録画しているのか。
どうやってCDは音楽を奏でているのか。
どうやってエアコンは空気を暖めているのか。
どうやってこの商品は作られているのか。
どうしてデジカメで写真は撮れるのか。
どうして電波で会話ができるのか。



わからない。
わからないけれど、機能だけを理解して生活している。
ある意味誤魔化して生きてるといってもいいかもしれない。


トルコではそれが少ない。
建物はこうやって建てているいうのが見ればわかる。
あそこの店にいけばこれが買える
あそこの人は何をしている
こうすればこれができる
寒ければ火を炊く
楽しければ踊る


近さ。
感じたそれは生活に対する近さなのかもしれない。

そして「わかる」ことの喜びかもしれない

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  1. 2006/12/30(土) 03:24:50|
  2. 2006年トルコ イタリア スイスの旅
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