
夏休みの終わり、ちっくんは2階の自室のイスの上で寝そべっていた。
下はパジャマ、上は白いランニングのシャツでまどろみの中にいた。
ほどよく汗をかき、蝉の声につつまれて。
夏のまどろみは脳天への一撃で打ち破られた。
「起きん、起きんかこら!」
ちっくんの母が頭を叩いたのだ。
そして何か落ち着かない様子で言った「・・・お客さんじゃ」
窓から玄関を見ると、白い帽子に水色のワンピースの女の子がいた。
同学年の子だった。
ちっくんは急いで玄関へ向かった。
「海水浴しにきたん」
「ひとり?」
「あんたと二人じゃ」
ちっくんと女の子は海へ向かった。海水パンツを握り締めて。
海に着くと潮が引いた広い砂浜があった。
脱衣所や海の家は解体されている最中だった。
解体中の海の家の壁を利用して彼女は着替える。
ちっくんは突っ立って、そちらを見ないようにしていた。
「あんたも着替えりー」
「う、うん」
ちっくんは松の木の影で着替えた。
ペロンと出したお尻は木からはみ出て見えていた。
水着に着替えた二人は海へ向かう。
「海に入らん♪」
彼女はそういって、歩調を早めた。
ちっくんの視界には彼女のおしり。
そして徐々に反応してまう高3の股間。
ちっくんは彼女に前から見られないよう、ギコチナク彼女を追い抜き、
「おとこなら覚えがあろう」
の言葉を(視聴者に)残して海に突入した。
・・・・というシーンを再現して前かがみに海に突入するリョム(兄)
※海に入らん♪
あの映画の浜辺を発見した僕らは大興奮。

※このテトラポットも映画にうつってた!
kozoはビデオをまわし、リョムは海に入る気満々!
映画を見てないYSKもなぜか海には入る気満タン!

※現場の興奮
松林を歩いては、ここでちっくんが頭かくして尻隠さずしたんかなとワイワイ騒ぎ、
まだ海の家がある!!と興奮したりした。

※海の家

※海の家その2
その後、ちっくんと彼女は、ちっくんが彼女の手を持ってバタ足の手伝いをしたり
彼女お手製の弁当を食べたり、ひとつのコップで水筒のお茶を飲んで間接キスやねと言ってみたり
楽しく青春時間を過ごしたわけだ。
彼女と別れて家に帰ると同時に電話が鳴り、
「弁当うまかったか?楽しかったか?」の声。
声の主は
合田富士男(演じてるのは大森嘉之さん)。ちっくんたちのバンド「ロッキングホースメン」のベース担当で寺の息子。
合田富士男は昨夜彼女から高校最期の夏の思い出が欲しいと相談され
「なら弁当こさえてちっくんとこでも行って来い」と言ったそうな。
えぇ夢みいよで切れた電話のあと、合田富士男と彼女に感謝しつつ、ちっくんはとてもえぇ夢を見たようだ。

※映画の内容を知らないけど楽しむYSK

※映画の内容を知り尽くして楽しむリョム
僕らもえぇ思い出ができた。
- 2010/10/15(金) 21:14:05|
- デンデケ旅
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| コメント:14
ん~有明浜かぁ~・・・
ちっくんがへっぴり腰で海に入るシーンは大笑いした記憶が・・・
>「おとこなら覚えがあろう」
の言葉は大笑いして聞き逃したか・・・
最後の写真は伊吹島が写ってるねぇ~・・・
海の家と掛けまして、海の家と解きます・・・
その心は、どちらも海の家・・・
ってのは冗談で・・・
海の家と掛けまして、蝉と解きます・・・
その心は、どちらも夏が過ぎると無くなります・・・
ガラッチでしたぁ~!!!
- 2010/10/16(土) 09:05:10 |
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- 我楽多 #kTvoSsVA
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昨日、≪たくみの橋=三架橋≫の近く神社で秋の大祭≪ちょうさ祭り)があり、
誘われて行ってきました。
3トン以上の大きな太鼓台を担いで持ち上げて、せーので一瞬放り上げる様は圧巻でした。
元気を貰って帰ってきました。
- 2010/10/18(月) 14:32:49 |
- URL |
- 北さん #-
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