
※兄を追いかける
奈良井宿の街からちょっとはずれたところに中山道が残っている。
細い山の中の道は大きな杉に守られるようにあった。
杉に道を開けてもらいながら進んでいくとお寺があった。
お寺にはお地蔵さまがたくさん並んでいた。
どれも古く歴史のあるものだった。

※二百地蔵というそうな
苔が生え、雨風で削られ、修復を重ねられたお地蔵さんたち。
愛を与えられ続けてここまできたのか
忘れられたり、愛されたりを繰り返してここまできたのか
素朴な表情に問いかけたくもなる。

※地蔵様
再び杉に守られながら街の方へ戻る。
途中大きな階段に出会う。
土でできた中山道はこの大きな階段にぶつかっている。

※急勾配
硬い足場に急に現世に戻されたような感覚とともに
階段に足を向けたい気持ちに駆られる。
でも街にもどらなくちゃ。
だってYSK置いて来ちゃったから。
- 2012/01/21(土) 12:00:00|
- フジ方面の旅
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