
yskが来ない。変わらない事実。
なぜ来ない?
とりあえず来た道を戻ってみることにした。
帰りながらyskを探す。
とはいっても見通しのいい道。
気づけば坂を登りきったところにある「ジャンボカラマツまで500メートル」の看板まで戻ってきてしまった。

つまり約500メートル戻ってきたことになる。
これ以上戻ると山を降りることになるし、yskが下っている可能性は薄い。
ここに登ってくるまでは間違いなくyskとは一緒にいた。
そして見通しのいい道の途中までは一緒だった。
それははっきりしている。
では、どこに消えてしまったのか。
再びジャンボカラマツの方へ慎重に歩みだした。
茂みのどこかにyskが倒れていないか。
熊に食べられちゃったりしたわけではなかろうか。
転落しそうな場所はないか。
最悪の事態も想定しつつ、ゆっくりと確認しながら進む。
yskと出会うことなく
「ジャンボカラマツ 入口」の看板まで戻ってきてしまった。

ひょっとして…とは思っていたけれど
yskが消える可能性がひとつだけあった。
この看板だ。
この看板は道の左側にあるのだが、実は道はまっすぐにも続いているのだ。
そしてうっすらとある右の赤矢印。
あやしい。。。しかし、道の右側にも念を押すようにもうひとつ看板がある。

しかし、、、、相手はyskだ。
僕がここを右に曲がって「絆のカラマツ」で待っている間にここを直進してしまったのではなかろうか。
なんせ看板は「ジャンボカラマツ入口」。
赤矢印を見落とせばその名のとおり「ジャンボカラマツ入口」なるのだ。
つまり、絵で書いて説明すれば、道がこうある。

僕は左の看板の矢印と、右の看板を見て、ここを右に曲がる。

※正解!ピンポーン!
しかし、yskはこの分岐に気づかず直進してしまったのではないかと思われるのだ。

※oh...yskぇ・・・
まっすぐいくと「茶臼山」というよくある名前の頂へいってしまうようだった。
yskまさか茶臼山へ行ってしまったのかい?!
とはいっても、僕は今往復して1キロほど歩いてきた。
その間に間違いに気が付き戻ってきているかもしれない。
今頃ひとり「ジャンボカラマツ」を見ているかもしれない。
yskが待っているかもしれない。
その期待に胸を高鳴らせて、「ジャンボカラマツ」へ急いだ。
いっそげぇ~!
- 2012/07/23(月) 23:22:06|
- 木曽路
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あらあら。YSKさ~ん><
ジャンボカラマツの下で、彼は待っていてくれるのかっ?!
1枚目の写真、いいですね~。そそられますね~。
山歩きがしたくなっちゃいます。
ルートを調べようと思ったら、
フライングでジャンボカラマツ見えちゃったw
- 2012/07/24(火) 01:02:46 |
- URL |
- ヒツジ草 #nKD1BgzM
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