ウナムのまなざしイスタンブールへ

せっかく撮った写真だから、公開してみよう。　

イスタンブールへ

2006年4月12日

僕と兄のリョムで1ヶ月の旅に出た。
旅行の計画はトルコをメインにし、リョムが行きたいというイタリアを1週間ほど
おりまぜて計画された。
しかし、その途中で、スイスも近いから行きたいな～と
僕が発作的に調べたことから、スイスにも2日ほど滞在することが決まった。

イタリアはローマ・フィレンツェ・ヴェネチア・ミラノ
スイスは氷河特急・ベルニナ特急で行って帰ってくるというプランだ。
そしてトルコは東の方を中心に回る。
それが当初の計画。

飛行機はトルコ航空を利用し、トルコ航空でローマ入りし、ミラノから出国することにした。

お祖母様の心配や期待を背負いつつ、僕らは出発した。

しかし、いきなりの飛行機トラブル！！
4月12日は台風なみの低気圧が発生しており
なんと成田空港まで飛ぶはずの飛行機がセントレアについていないとのこと。

チケットを依頼したＨＩＳの担当の方は夜遅くまで対応を考えてくれて
空港の電話番号や新幹線の値段など丁寧に教えてくれた。

結局、朝っぱらから新幹線で重い荷物を持っていくのもいやだったので
お金がかかってもいいから違う飛行機を用意していくことになった。

セントレアから成田へ、成田からイスタンブールへ。
成田から12時間かけてイスタンブールへ到着。

イスタンブールのアタトゥルク空港で待っていたのはエフェさんだった。

エフェさんは、去年の8月に旅行したときに知り合ったトルコ人で
イスタンブール大学に通うインテリなお方だ。
マスターになるために頑張っているそうだ。

初日は、イスタンブール最大、もといトルコ最大の学生寮で泊まることになった。
3000人の学生が暮らすコミュニティ。
活気のある町のような規模だ。

僕らは学生証を借りて、門衛のチェックを潜り抜け見事潜入成功。
カードを用意したり、雨の中待たされたりと色々苦労したけど
意外に簡単に入ることが出来た。

この時兄のリョムの格好がファッショナブル過ぎたため
これではトルコの学生に見えないし、女の人みたいだと言われていた。
だからリョムはトルコ人の服を借り、地味な男になって侵入した。

もちろん、スルーリと簡単に入ることができたけど
初日からトルコ人と濃い付き合いが出来て僕らのテンションは否応無しにあがるのだった。

しかし、彼らは容赦なくトルコ語で話しかけてくる。
トルコ人はほとんど英語をしゃべってくれない。
僕でもついてくのが大変なのに、リョムは会話についてこれない。
しかし！！
彼は体を張って答えた！

そう日々の鍛錬で鍛えぬいた筋肉を使って彼はトルコ人を魅了したのだ。

トルコで懸垂するリョム！

10回を越えるとトルコ人から歓声があがる。
「オケー　オケー　オケーーーィ」
通称キングという男が多いに喜んでくれた。