
やさしい光がつくるやさしい影
双葉館は冷房がきいていて、前のふたつとは違っていた。
一階のロビーには大きなディスプレイがあり、映像が流れていた。
生活感はなかった。
旧豊田佐助邸や撞木館は窓が開けられていて風を感じたり、
部屋の使い込みによる汚れを見つけたり、
使い込まれてちょっとよれた畳の上を自由に歩けたり、
当時の家から人と物がなくなっただけというぐらいの生活感が残っていたのに
双葉館はまさに資料館といった感じだった。要するにキレイだった。
復元、移築っていうところからそうなったのだろう。
前のふたつよりも洋の要素が強く前面に出た建物は電力屋さんが作った家だけあって光が目についた。
ステンドグラスに電灯。
要所要所にさまざまな電灯が配置されているのが印象的だった。

ロビーからちょっと離れたとこまでいくと、静かな空間があった。

やわらかな光がふわりと空気に色をつけてた。


双葉館をあとにした。
- 2009/09/11(金) 19:28:50|
- 白壁散歩
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最期の写真にとろんとしてしまいました。
写真に撮るとなかなか実際に目で見るのと同じように
きれいに写らないことが多いですが、
ウナムさんの写真は、あの時この目で見たよりきれいな気がします。
- 2009/09/11(金) 21:33:14 |
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- HANAMAMA #-
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こんにちは~。
復帰いたしました<(_ _)>
最近のお写真はほんとクリアでキレがありますね。
今回の3枚目は露出も見事です、
そうそう、フィルムでこれをバシッ!とキメるところが
素晴らしいです。
- 2009/09/12(土) 10:55:11 |
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- こーちゃん #-
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