高松の朝は携帯の着信で目覚めた。
「ウナムさんですか?朝うどん行きましょう」
我楽多さんだった。
昨夜、寝る前にもしかしたら会えるかもとブログに秘密のコメントに
「○○ホテルにいます、朝食でも食べませんか」というような内容を携帯の番号付で入れておいたのだ。
我楽多さんが朝にブログをチェックする方で幸いだった。
ということで僕は我楽多さんの新しい香りのする軽ワゴンに乗って朝うどんに行くことになった。
しかし、製麺所っていうのは日曜休みで、
我楽多さんに連れて行ってもらったところはことごとく閉まっていた。
うどんを求めてどんどん高松を離れていく車。
30キロくらい離れた観光用と思われる店で食べることとなった。
我楽多さんにはスリムで古いライカを見せていただいた。
それにつける一眼レフに比べるとはるかに小さなレンズたち。
でも性能は確かなかわいいレンズたちを楽しく眺めた。
うどんはのどで食べると教わった。
短い時間だったけれど、写真のことやカメラのことで交流できてよかった。
ぎりぎりだったので躊躇したけど、可能性を信じて実際に会えたことは
どこか空白を抱えていた僕の心を満たして安定させた。
高松をあとにした。
- 2009/10/14(水) 20:53:03|
- 三本のポジフィルム
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