
いつだったか、僕に救われたというコメントをくれた人がいた。
どこでどう僕が救ったのか気になっていた。
だから高松の帰りに会いに行った。加古川に。
家で一緒に昼食を食べた。チーズフォンデュだった。
娘さんが手馴れた感じで手伝っていた。
とてもおいしかった。
息子君とは、一緒に買い物ごっこをして遊んだ。


優しさが沁みていく、不思議で静かな時間だった。
三本のポジフィルムを見ながらK先輩のことを話した。
初対面の方なのに、話さずにはいられなかった。
僕に救われたの発言の真意は、
疲れて果てて仕事から帰ってきたときにブログを見るとがんばれる気持ちになれたということだった。
きっとどこか通じるものがある方なんだなと感じた。
お昼からの数時間だったけれど、自然な心の交流ができた気がした。
そして夕方、僕はさらに神戸で発作的に電話をかけてトルコで知り合ったトルコ人と奥様に会った。
また同じようにポジフィルムを見せながら先輩のことを話した。
そして夜、夜景が煌く湾岸線を走り抜けて岸和田の近くの
maさんのところに2時間後に行くと連絡をとって寄り
また同じようにしたのだった。


3本のポジフィルムを見せてK先輩のことを話す。
人を代え、繰り返し話すことで旅は密度を増していった。
そして仲間の暖かさと重なる思い出の中で、心は整理されていった。
- 2009/10/15(木) 22:22:04|
- 三本のポジフィルム
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