
いまだかつてこんなに首が長いイナリ様にあったことがあっただろうか。
背中のもこもこが素敵。
雨降る春埜の山で再会した春埜杉は、神秘を帯びて僕の前に現れてくれた。
心に足りなくなったものを補ってくれるこの地にまた来たいと思った。
次はいったい誰と来るのだろう。

何度も何度も振り返りながら別れを告げる。
また来るよ、また来るよと惜しみの糸を絡めながら歩を進める。
離れるほど春埜杉は他の杉と混ざり合い、森そのものになった。
春埜杉に心を寄せた時間が胸に湛えていた。
- 2009/11/04(水) 12:40:12|
- 秋葉山
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自然の神秘は、自分のなにもかもを知っているような気がして、その前に立つとついちっちゃくなってしまいます。。。
霧もまたいい雰囲気をかもし出してますね
癒されます
- 2009/11/04(水) 23:04:01 |
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- someday #-
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>惜しみの糸を絡めながら
後ろ髪を引かれる思いをよく表しているなぁと思いました。
私も、また会いに行きたいです。
- 2009/11/05(木) 12:43:10 |
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- Fmi #aIcUnOeo
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*** 浜松・春埜山大光寺 Olympus Pen S 2.8 Solaris 100 ***
春埜杉と対面した胸の高鳴りを抱えたまま本堂を詣でる。
お稲荷さん?と思った...
- 2009/11/05(木) 17:30:53 |
- 地球の詩~Fmi's Photo~